(株)キーファーズ代表の松島正昭オーナー(61)が5日、栗東トレセンを訪れ、アイルランド調教馬でG1・2勝を挙げるジャパン(牡4歳、A・オブライエン)の共同所有契約を締結したことを発表した。
キーファーズは武豊で凱旋門賞を取ることを公言しており、これまでもセレクトセールで高額馬を購入してきました。
ところが去年から欧州の現役馬を購入するようになり、去年は英ダービー4着だったBroomeという馬を購入(共同所有)しました。体調不良のため凱旋門賞出走はできませんでしたが。Broomeの代わりに騎乗した、ブービー人気のSoftrightで日本馬3頭を上回る6着だったのは驚きでした。
そして驚いたのが、昨日報道された去年の凱旋門賞4着だったジャパンの購入(共同所有)です。A.オブライエン厩舎の3歳馬のレベルが分からないので何とも言えませんが、古馬ではエース格の扱いと思われます。
超名門厩舎のエース格の馬で凱旋門賞を挑戦できる可能性があるというのは、本当に凄すぎて訳が分からないレベルですよ。
基本的にはA.オブライエン厩舎の有力馬は日本でも有名なR.ムーア騎手が騎乗しますが、凱旋門賞で武豊がジャパンに騎乗できるということは、ジャパンを共同所有するクールモアとも話がついているということになります。
凱旋門賞で武豊がジャパンに騎乗するというのは凄い話ですが、そもそもキーファーズがA.オブライエンやクールモアとパイプがあること自体が凄いと思います。
国内においてはマイラプソディという有力馬がいて、春のクラシックのあとはマイラプソディで凱旋門賞を取りに行くと思っていたので、ジャパンの購入には驚かされました。
マイラプソディが春のクラシックを制することができたら、凱旋門賞に向かうと思います。そうなるとマイラプソディとジャパンを両てんびんにかける必要がでてくるわけで、何とも贅沢な悩みですね。地の利を考えればジャパンが有利ですが、斤量的には3歳馬であるマイラプソディが有利です。
キーファーズの「武豊で凱旋門賞を取る」思いが本気すぎて驚きです・・・
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