8日、東京・八王子市で15歳の少年が拳銃で頭を撃ち、自殺したとみられる事件で、少年が先月末に消化器系の難病と診断されていたことがわかりました。
15歳の少年が拳銃自殺ということで非常にショッキングでしたが、実は消化器系の難病と診断されていたとのことです。
年齢が若くて消化器系の難病ということで、クローン病か潰瘍性大腸炎であることが考えられます。
仮に潰瘍性大腸炎だったとして、難病と診断され悲観して自殺したとしたら、非常に悲しいです。
自殺する前に少しでも調べれば悲観するような病気ではないと思うのですが。
今は病気によく効く薬や治療方法があるので、多くの潰瘍性大腸炎の患者は健康な人と同じような生活を送っています。
私のように大腸を全摘するようなケースは珍しいです。詳細は潰瘍性大腸炎闘病記に書いてありますが、大腸全摘すると面倒なこともあります。しかし潰瘍性大腸炎の症状は全くでないし大腸がんに罹る可能性がゼロになるというメリットもあります。
私は潰瘍性大腸炎に罹ってから1度だけ死にたいと思ったことがあります。1度目の手術の10日前くらいから手術直前にかけてです。闘病記だとこの時期にあたります。薬を変えても全然効かず、症状が悪化する一方で、腹部の激痛と焦りで死んで楽になりたいと思っていました。
潰瘍性大腸炎は多くの人の場合は薬が効いて日常生活に支障がないし、薬が効かず大腸全摘するようなことになっても腹部の激痛とはサヨナラできます。ですから潰瘍性大腸炎は難病ではありますが、自殺するほど悲観的になるような病気ではないと思います。
少年が拳銃自殺をした理由というのは病気以外にあったのではないかと思っています。
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