私は潰瘍性大腸炎の治療や手術などで、入退院を繰り返しながら100日超病院でお世話になっていました。
その間は看護師には非常にお世話になりました。
治療がうまく行っていない時などは、イライラしてストレスをそのまま看護師にぶつけたりしていました。
今思うと申し訳なかったと思います。
看護師は患者のために尽くしてくれますが、一方で患者の気持ちというものを必ずしも理解している訳ではない気がします。
その原因としては、看護師自身が患者と同じ病気を患った経験がないことが考えられます。
私を基準に考えれば、潰瘍性大腸炎で薬で抑えながら看護師をしている方はいるでしょうけど大腸全摘して看護師をしている方はなかなかいないのではということです。
と思っていたら、IBD(潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患)に関するサイトであるIBDプラスに潰瘍性大腸炎から大腸全摘した看護師が紹介されていました。
小5で潰瘍性大腸炎を発症、患者さんの痛みに寄り添う看護師を目指して
この方は小5で潰瘍性大腸炎を発症し小6で大腸全摘しています。発症から短期間での大腸全摘というのは私と同じ感じですね。そして大腸全摘の方法として直腸粘膜を残すIACAにしていましたが、成人してからがんの前段階である「高度異形成」が見つかったためIAAで再手術をしています。2回も大手術をしているのはすごいですね。
詳細はリンク先を読んでいただくこととして、この方の凄いところは看護師というだけで大変なのに夜勤や残業もこなしていることです。そしてIAAで再手術をしてストマ(人工肛門)クローズしていないようなので、人工肛門の状況で看護師をしているのです。
無職生活を満喫している私が言うものなんですが、オストメイトの面倒な部分を除けば大腸を全摘した時点で潰瘍性大腸炎の症状はないので看護師の仕事をするのも可能なのかもしれません。それでも凄いには違いないですが。
もし私の担当看護師がこの方だったら、いろいろ吐き出せたのかなぁと思います。
消化器内科の看護師はまんま天使でしたが、外科の看護師は悪魔ちょっと天使でしたw
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