すかいらーく、5分未満の切り捨て賃金支払いへ パートらに16億円
外食大手のすかいらーくホールディングスが、パートやアルバイトの賃金の支払いを5分単位から1分単位に変えることが分かった。同社によると、これまで5分未満の労働時間は切り捨ててきたが、その分の賃金を過去2年分支払うという。対象は約9万人で、費用は計16億~17億円を見込んでいる。
賃金支払いに関しては労働基準法に「賃金は全額を支払わなければならない」と定めているため、5分刻みみたいな端数の時間を切り捨てることは認められていません。
ところが実際には賃金の支払いの単位が5分刻みはまだマシな方で、中には30分刻みなんて会社もありました。
そのため極端なことを言えば、端数の時間を切り捨てられるのが惜しくて仕事が17時1分に終わっても17時30分まで時間を潰すなんてことをしていました。
端数の時間が切り捨てられるのは当たり前だと思っていましたが、2020年4月から9月まで勤務していた派遣会社は賃金の支払いに関しては一番まともでした。
勤務時間に関しては渡されていたPCに勤務システムに入力する形になっていました。
労働時間に関してはは1分単位で計算され、着替えをする時間就業前後に書く10分ずつプラスされていました。
そして感心したのが、例えば契約上の勤務時間が9時~18時としたら18時以降も勤務していれば残業がつきますが、お世話になっていた派遣会社は勤務システムに入力された時間で賃金計算されていたので、例えば9時前に勤務システムに入力したらその時間から賃金が発生していました。つまり8時50分に勤務システムに入力したらそこから賃金が発生していました。
勤務時間前でも勤務システムに入力されれば賃金の対象になったのは初めてでした。毎日就業10分前に勤務システムに入力していれば、20日勤務で200分になるのでバカにできません。
全ての派遣会社が同じような賃金支払いをしているとは思えませんが、私がお世話になっていた派遣会社はこの点に関してはラッキーでした。
私が今勤務している会社においては現場単位では話題にすると思いますが、本社ではスルーするでしょう。上場企業の中で下から数えたほうが圧倒的に早いような賃金レベルなので。
その速さはホークスの周東の常に前を走るレベルですw
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