無敗の三冠馬・ディープインパクト死す 頸椎骨折で安楽死処置 「痛恨の極み」
史上2頭目の無敗の三冠馬となったディープインパクトがけい用先の社台スタリオンステーションで死んだことが30日、分かった。社台スタリオンステーションのホームページで発表された。17歳だった。
7月では間違いなく1番ショックな出来事でしょう。
28日に頸部の手術を受けたのですが、翌朝起立不能になったためレントゲンを撮ったら、頸椎の骨折が見つかり回復の見込みがないので安楽死となったようです。
ディープインパクトは現役時代は無敗で3冠を制し、最終的にはG1を7勝し種牡馬になりました。
現役時代に抜群の成績を収めても種牡馬としては結果を出せない馬が多数いる中で、種牡馬としても圧倒的な存在感を示していました。
ディープインパクトに関してはリアルタイムでレースを見ていましたが、多くの人が衝撃的に感じたのが若駒Sだと思います。
ディープインパクトの全てのレースで手綱を取っていた武豊は、新馬戦が衝撃的だったらしいです。
ディープインパクト。その名に相応しい衝撃レースの数々、種牡馬入りしてからもあれだけの金字塔を打ち立てるとは思わなかった。そんなディープで最も印象に残っとるのが、実はデビュー戦。レース終わってユタカちゃんがG1制した時でも見せない表情で興奮してたの。伝説を残すってその時点で確信した。
— アンカツ(安藤勝己) (@andokatsumi) July 30, 2019
ディープインパクトに関しては馬自身だけでなく、馬主さんもすごいのです。前年にはキングカメハメハでダービーを制しており、2年連続で持ち馬がダービーを制したのです。その後、マカヒキとワグネリアンでダービーを制しています(両馬ともディープインパクト産駒)。そして、種牡馬ランキングはディープインパクトとキングカメハメハでワンツーです。
前述したように、若駒Sに衝撃を受けましたが、他のレースはどうかというと、正直言って衝撃的とは思いませんでした。勝つのが当然と思いながら見ていたからでしょう。
現時点でディープインパクトの後継種牡馬が心許ないのが気になるところですが、今年種牡馬デビューしたキズナに頑張ってもらいましょう。
ディープインパクトは17歳で亡くなりましたが、父であるサンデーサイレンスは16歳でした。長生きが難しい血統なのかな。
サンデーサイレンス産駒が幅を利かせていた頃は、今後サンデーサイレンスを超える種牡馬は現れないだろうと思っていましたが、息子のディープインパクトが種牡馬として父を超えたと言えるでしょう。
ディープインパクトは間違いなく日本の競走馬のレベルを飛躍的に向上させました。今後はしばらくゆっくりしてほしいです。
昨日今日で多くのブロガーがディープについて書くのでしょう
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