【サウジC】パンサラッサ快挙V 世界最高1着賞金13億円ゲット 吉田豊騎手を背に圧巻逃走
8730キロ離れた異国の地で、日本馬パンサラッサ(牡6、矢作)が快挙を成し遂げた。1着賞金13億円という世界最高賞金レースを逃げ切りで勝利。世界の競馬史に名を刻んだ。
日本時間で25日~26日にかけてサウジアラビア行われた競馬のサウジカップで日本のパンサラッサが勝ち賞金1000万ドル(日本円で約13億円)をゲットしました。
アメリカにはフライトラインという化物がいましたが昨年引退したため不在でしたが、化物でないにしても日本馬がアメリカ馬に勝つのは難しいと思われていました。ちなみにフライトラインの最後のレースは下の動画になります。
サウジカップで日本馬の最大の敵になりそうだったのがカントリーグラマーという馬でした。ちなみに去年のドバイワールドカップに勝っていますがフライトラインとの対戦では19 1/4身差で大敗しています。
今回のサウジカップは出走13頭中日本馬が6頭もいて、もしかしたら勝っちゃうかもと期待しながら睡魔に負けそうになりながら頑張った甲斐がありました。
なお日本場は6頭出走して上位5着までに4頭が入ったので、芝だけではなくダートにおいても世界中から注目されるのは間違いないでしょう。そして6頭中鞍上が日本人だったのが勝ったパンサラッサの吉田騎手だけでした。
吉田騎手はサウジカップに勝ったことで1億円以上の賞金を得ることができました。日本だと賞金の5%が騎手の取り分になりますがサウジアラビアだと10%だからです。
2分弱の勝負で1億円以上をゲットできて羨ましいですね。
ちなみにパンサラッサの賞金は1000万ドルでしたが、カフェファラオも3着賞金の200万米ドル(約2億7000万円)、ジオグリフが4着賞金の150万米ドル(約2億円)、クラウンプライドが5着賞金の100万米ドル(約1億4000万円)をゲットしました。あと同日に行われた1351ターフスプリントというG3のレースでバスラットレオンが勝ち90万ドル(約1億1700万円)を得ました。G3なのに1億円以上ゲットとはサウジアラビアの競馬に対する本気度と言ってもいいかもしれません。
パンサラッサはサウジカップの勝利で日本馬の獲得賞金ランキングでアーモンドアイに次ぐ2位となりました。
※円ドルのレートに拠るため正式なものはJRA発表をお待ち下さい。
日本馬獲得賞金ランキング
19億1526万3900円 アーモンドアイ
18億9086万3500円 パンサラッサ
18億7684万3000円 キタサンブラック
18億3518万9000円 テイエムオペラオー
17億2603万0400円 ジェンティルドンナhttps://t.co/aNMqh3scYg— netkeiba (@netkeiba) February 25, 2023
次走以降の結果によっては1位に躍り出るかもしれません。
仮に次走の可能性があるドバイワールドカップに勝ったら696万ドル(約10億円弱)が追加されるので当面抜くことができない記録になりそうです。まぁアーモンドアイとの差が1000万円強なので年内に超えるのは間違いないと思いますが。
最後にパンサラッサといったら去年の秋の天皇賞を見ておくことをおすすめします。敗れはしましたが痺れるレースでした。鞍上の度胸も立派。
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