最高益でも値上げをする損保業界

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東京海上、今期経常は42%増で2期連続最高益、前期配当を2円増額・今期は36円増配へ

東京海上ホールディングス <8766> [東証P] が5月20日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期の連結経常利益は前の期比70.5%増の8425億円に伸び、25年3月期も前期比42.4%増の1兆2000億円に拡大を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

 同時に、前期の年間配当を121円→123円(前の期は200円)に増額し、今期も前期比36円増の159円に増配する方針とした。

損保業界の業績が好調です。上記で取り上げた東京海上以外にもSOMPO HDやMS&AD HDも最高益でした。
配当に関しても増配を発表していてホルダーはさぞ喜んでいることでしょう。

昨日の決算会見の場では決算以外に発表されたのが自動車保険料の値上げでした。

大手損保4社、今年度も自動車保険料の値上げへ 事故増加や人件費上昇で収益性が悪化

損害保険大手4社が自動車保険料を今年度中に値上げする方針を示した。値上げ幅は検討中。5月20日行われた4社の親会社3社(持株会社)の決算会見で各社幹部が表明した。コロナ禍の時期が過ぎて交通事故が増えた上、インフレで材料費や人件費が上がっていることで自動車保険の収益が悪化しているためという。

最高益と値上げを同時に発表するというのがちょっと理解できないですねぇ。
株主にとっては値上げもプラス要因になりますが保険契約者からすると最高益なのに値上げなのかよって不満は出ないのかな?
株主かつ保険契約者の立場の人がどう考えているのか気になるところですが、増配しているので保険料の値上げ分を賄うことができているかもしれませんね。

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