晩節を汚す

晩節を汚す（ばんせつをけがす）とは、weblioによると「それまでの人生で高い評価を得てきたにも関わらず、後にそれまでの評価を覆すような振る舞いをし、名誉を失うこと」となっています。

最近晩節を汚すなぁと思われる報道が多い気がしています。

ひき逃げ容疑で福井放送元社長逮捕

福井県警は23日、福井市内で乗用車を運転中に衝突事故を起こしそのまま逃げたとして、道交法違反（ひき逃げ）の疑いで、福井放送非常勤取締役で元社長の坪田清則容疑者（87）を逮捕した。

池袋での事故の件があってから、高齢者による交通事故が数多く報道されるようになりました。

今回取り上げた福井のひき逃げと池袋の事故の共通点として、高齢者の事故であることと放送局の社長や元役人という、世の中では評価されてきた人が事故を起こしたことです。ちなみに両者とも87歳です。

事故を起こすのは仕方ないにしても、そのあとが非常にまずいのです。

池袋の事故は未だに「ブレーキがきかない」と主張しており、自分の過失を認めていません。福井の事故に至ってはひき逃げですから、非常に悪質です。

両者とも87歳で、男性の平均寿命の80歳どころか女性の平均寿命の87歳と同じです。棺桶に首まで入っているような人が、自分の行いが晩節を汚すことになると気づかないものなのかなぁ？

クリックお願いいたします。