住信SBIネット銀行のATM手数料無料は改悪なの?

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住信SBIネット銀行がATM手数料ゼロを実現!(2024.08.27)

住信SBIネット銀行は8月に「アプリでATM」を使うことによりATM手数料無料になる旨の発表をしました。
ATM手数料無料が始まるのが12月からということで先日口座保有者にメールが届きました。
メールが届いたことで思い出したかのように批判的な記事を書くブログが見受けられました。

批判的な内容としては「月1回くらいはキャッシュカードでも無料にして」とか「キャッシュカードで入金するのに有料なのが気に入らない」などが多かった気がします。
私も月に1回はATMを利用するので月1回はキャッシュカードでも無料というのは分かりますが、ATMで入金することはないので入金が有料なのは気持ちは分かりますが特に気にしていません。

私は「アプリでATM」が始まった当初からのユーザーなので特に不満はなく、財布に入れるキャッシュカードを1枚減らすことができたのでありがたいと思っているくらいです。

ただ「アプリでATM」を使うことによるATM手数料無料化が住信SBIネット銀行にどのようなメリットがあるのかが気になります。
口座保有者が皆「アプリでATM」を使うとしたら財布にキャッシュカードを入れなくなるでしょう。
財布にキャッシュカードがないとデビットカードとして使うことができなくなるため手数料収入が減ると思います。
デビットカードとして使うためだけに財布にキャッシュカードを入れておくかということです。
ATMを使うときはスマホでデビットカードを使うときはキャッシュカードなんてことするのかな?
もしかしたらデビットカードの手数料収入が実は少なかったりするのかな?

それにしてもキャッシュカードでのATM利用は条件で手数料を取るというのは思い切ったことをしたなぁと思いました。
スマホを使うことに慣れている若い世代にとっては指示されることに思えるので、口座自体は今後も増えていく気がします。

なお1回でもいいからキャッシュカードでのATM手数料無料を希望する場合には提携企業の支店口座を作るといいかもしれません。
JAL支店やタカシマヤ支店などのような支店口座があります。
手数料改定のお知らせによると、改定後も提携企業の支店口座の無料回数は維持されるようです。
提携企業の支店口座についてはこちらを参照してください。

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コメント

  1. 通行人 より:

    キャッシュカード発行のコスト圧縮が住信SBIネット銀行のメリットだと思います。
    何年か前には原板不足でクレジットカードの再発行に支障が、最近だと半導体不足でSuicaが発行出来ない状況が続き、費用だけでなく材料の入手等の手間と時間も企業側の負担なのかでしょう。

    新規口座開設分はキャッシュカードを発行しないとHPに記載があるので、デビットもカードはなくなっていくのかもしれません。

    • コロン より:

      通行人さん

      コメントありがとうございます。
      銀行側のメリットとしてはキャッシュカード発行のコスト圧縮と考えるのが妥当ですよね。
      キャッシュカードがないというのはアップデートできていないオレオレ詐欺をする輩に対しても有効かもw

      デビットカードはカード1枚でキャッシュカードとクレジットカードの機能を備えているのがメリットだと思うので、将来的にはデビットカードはなくなるでしょうね。