毎年この時期になるとちょっと早いお中元ということでさくらんぼが送られてきます。
今年も送られてきましたが、中身を見た時になんとなく違和感を感じました。
全てのさくらんぼが双子だったのです。
双子のさくらんぼは初めて見たのでちょっと驚きました。
本来だと双子のさくらんぼは出荷しないので目にすることはないのですが、今年は異常なほど双子のさくらんぼができてしまったということで出荷しているようです。
ちょっと調べましたが昨年の気候が影響していると思われます。猛暑や感想がよくないみたい。
サクランボの花芽が作られるのは実がなる前の年の7₋8月の夏でこの時の天候が大きな影響を与えています。去年は特に全国的な猛暑でストレスを受けためしべが2つに分かれる異常が多く花芽に発生していたことになります。
春になってさくらんぼの花が満開になり、受粉のタイミングで、そのめしべが受粉し実をつけたことによって、出荷することができない双子果が多くなっているということになります。
ちなみに双子のさくらんぼですが、例年通り美味しくいただきました。
味は変わりませんが双子だとさくらんぼの価格が安くなってしまうので生産者としては双子にならないよう気をつけているようです。
私の家は年金生活者と週3パートの家族なので、果物好きな家族ですがさくらんぼを買うという選択肢はないです。
若い世代は果物をあまり食べないようなので職場の若者に話をしても関心を示してくれないでしょう。
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