「セシルマクビー」全店閉店、月20万円購入するファンが振り返る30年間
話題のスポットで1番〇〇した人に話を聞く「今日の1番さん」。今回は、「セシルマクビー(CECIL McBEE)」編。「ギャルブランドの王道」として1990年代から2000年代のギャルファッションブームを牽引した同ブランドが11月30日の営業をもって渋谷109店を閉店し、店舗事業から撤退しました。
この記事を読んでいて、商業施設で仕事をしていた時にいたバカなギャル店長のことを思い出しました。
ギャル店長は以前はそれなりに売れていたギャルブランドの店長でした。
ところが私が商業施設で仕事をするようになった頃には、次第に売り上げが落ちてきていました。
ギャル店長は売り上げをアップさせるために頑張ったとは思いますが、ブランド自体の人気が落ちてきていたので苦戦を強いられていました。
売り上げが落ちると当然本部はギャル店長にプレッシャーをかけてきます。
そこでギャル店長が取った行動とは?
大体見当がつくと思いますが、ギャル店長は自己負担で自社製品を買いました。それで売り上げを本部に報告していました。
俗に言う自爆営業というやつですね。アパレルでは割とあることですね。
ところがギャル店長は自分は賢いと思ったのかもしれません。なんと自己負担で自社製品を買って売り上げを本部に報告した後で、返品処理をして自分に返金していたのですw
本人に聞いていないので分かりませんが、返品処理して自分に返金したことを、ギャル店長はよく考えたなと自画自賛したことでしょうw自己負担なしで本部に売り上げ増を報告できたのだから。
しかしギャル店長は少々おつむが足りていませんでした。各テナントのレジは運営会社のサーバーとつながっているので、お金の流れがつぶさに分かるのです。
自爆営業→返金でも回数が少なければ見逃していたかもしれません。
ギャル店長は返金しすぎてしまいましたwそれだけ自爆営業をしないと売り上げを確保できないほど低迷していたのでしょう。
運営側からギャル店長のいたテナントの本部にこの件を連絡したところ、ギャル店長はいなくなり程なくしてテナントも撤退していきました。
アパレルでも若い世代のブランドは流行り廃りが激しいので、同じブランドが長く続くのは非常に難しいですね。
私がいた商業施設でも出入りが激しいのは服飾と飲食関係でした。
ギャル店長のした行為はよくなかったけど、今思い返すと私の勤めていた商業施設は駅前にあるにもかかわらず客があまりいませんでした。
集客自体は運営側にも責任はあると思うので、今さらという気もしますが、ギャル店長には少しだけお詫びしたいですね。
1990年代から2000年代のギャルファッションブームを牽引したということで、CECIL McBEEってすごかったのですね・・・
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