小学校の採用倍率、1倍台が続出、全国平均は過去最低更新…教師人気は回復できるのか?
この日の会合では、2022年度公立学校教員採用試験の実施状況も報告され、小学校の採用区分を設けている57道府県・指定都市のうち約4分の3に当たる42県市で3倍を切り、17県市では1倍台という深刻な実態が明らかになっています。
昨今報道されているニュースを見聞きしていれば進んで教員になろうとは思わないかな。
生徒と親がモンスターで長時間労働を強いられるような職場環境で仕事をしようとするのは、ただのマゾですw
今回私が取り上げようと思ったのが上記リンク先の次の部分です。
教員採用試験を巡っては、倍率が3倍を切ると優秀な人材が確保できなくなる、というのが採用担当者の経験則です。
間違ったことを書いているわけではありませんが、小学校の先生で優秀な人っていたかなという疑問。
当時は判断がつかなかったけど今となって考えてみたら、優秀な教員はいなかったと思います。だからといってダメ教員だったかというとそういうわけでもなく、ごく普通の教員だったとおもいます。
そもそも今の教育現場の状況を作り出したのが競争倍率が3倍を超えた教員採用試験を突破した”優秀な”教員であったり無能な教育委員会の連中なわけですから、競走倍率が低倍率の試験を経た教員であってもさほど影響はないと思います。
ちなみに中学校の教員は最悪レベルでした。今の若手教員なんかは比にならないほどです。
私が20代の頃は地元の駅弁大学の教育学部を卒業しても教員採用試験に合格するのは大変でした。例えば中学社会の採用人数は1人とかです。
高校の同級生でも教育学部に進学していますが、教員になった人は少数ですね。
当時の職場でバイトでいた駅弁大学教育学部の学生が3人いましたが、1人は最初から教員採用試験を受けずに民間企業へ就職し、残り2人は教員採用試験を受けたけど合格しなかったので大学院に行きつつ教員採用試験を受けていました。最終的には合格しました。
私個人の考えは、現役の教員自体が優秀というわけではないのだから、学生の教員離れを心配する暇があったら教員自身がスキルを上げる努力をした方がいいということです。
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