Amazonで処方薬を買えるようになりましたが

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病院の処方薬をAmazonで買える「Amazonファーマシー」開始 服薬指導もオンラインで

Amazonは7月23日、ユーザーが病院で処方された薬について、オンラインで服薬指導した後に配送する「Amazonファーマシー」を、Amazon.co.jpのショッピングアプリ上でスタートした。

Amazonで処方薬が買えるようになりました。

将来的には普及するかもしれませんが今すぐ普及するかと言ったら微妙なところです。
その理由は手順にあります。
電子処方せんを取得する必要があるのですが電子処方せんの普及率にあります。
日本医師会総合政策研究機構のwebサイトに電子処方箋導入の現状と課題という電子処方せんの普及率についてのレポートに以下のような記述があります。

全国の医療機関数および薬局数から電子処方箋の導入割合をみると、病院1.5%、医科診療所2.1%、歯科診療所0.1%、薬局31.7%となっており、医療機関での導入率は極めて低い状況である。

電子処方せんを発行する医療機関の電子処方せんの導入割合があまりに低迷しています。
厚生労働省に電子処方せん対応の医療機関・薬局リスト(2024年7月14日時点)があったので確認してみましたが、私が通院している医療機関は全て非対応でした。簡単に言えば病院は非対応だけど病院近くの薬局は対応しているみたいな状況です。

今回の件は必ずしも真新しいものではないですね。
オンライン診療なら処方薬の配送まで対応しているし、ウエルシアでもオンライン服薬指導により処方薬を配送してくれます。ウエルシアの服薬指導は処方せんをFAXで送信する必要がありますが病院によってはFAXで送信できるようになっています。

私はEPARKのお薬手帳というアプリを使っています。
処方せんの画像を薬局に送信しておき処方薬を準備しておいてもらい好きな時に取りに行くようにしています。
特に潰瘍性大腸炎の処方薬は時間がかかるため処方せんのデータを送信しておいて翌日以降の都合のいい時に取りに行きます。

医療機関としては電子処方せんを発行するメリットが見出だせない限りは導入は進まないでしょうね。
ただでさえあまり使われていないマイナカードの導入で不満があるでしょうから。

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雑談
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