以前はVOOを積極的に買っていたことがあり、その後は日本円での配当もいいなと思いS&P500に連動する1557を買っていたことがありました。
1557には二重課税という欠点があり、分配金が米国で10%課税され、さらに日本で20.315%課税されるのです。
ところが、昨年末に二重課税問題が解消されることが明らかになりました。
投資信託等の二重課税調整制度開始のご案内
対象のETFは下記になります。
投資信託等の二重課税調整制度の対象となる可能性の高いETF・REIT
対象のETFを確認してみましたが、残念ながら1557は対象外のようです。理由としては外国籍のETFであるからとのことです。
1557自体は素晴らしいETFと考えているので、1557と同類で二重課税が調整されるETFがないか上記で確認してみました。確認した結果、1557と同様にS&P500に連動するETFが2本ありました。
1655 iシェアーズS&P 500 米国株 ETF
2558 MAXIS米国株式(S&P500)上場投信
信託報酬で見ると1655が0.15%で2558が率0.0858%なので2558の方が優勢ですが、どちらにしても低コストではあります。
株価で見ると1655が2600円程度で2558が1万円ちょっととなっています。1655と2558は同じ指数で連動するので株価で見る必要はないのですが、買いやすさの観点で株価を気にしてみました。
現在1557は20万円程度の含み益があり、これを売却して1655や2558を買い直そうとすると税金を払うことになります。支払う税金分で1655や2558を買うことができてしまうので、売却するのはもったいない気がします。
ということで、1557に関しては放置ということにしようと思います。
投資方針をページを見れば分かりますが、保有外国株の現在比率と目標比率がほぼ同じになったので、当面は外国株の購入はしない予定です。
何も買わないのも手持ち無沙汰なので、1655か2558を買うのもいいかもと思います。1655を毎日買うのも面白いかもしれません。現在の株価水準だったら、1655を毎日1株ずつ買うのもいいかも。現在の株価水準で毎日1株(1ヶ月20日換算)ずつ買うと年間で
2600 X 20 X 12 = 624000
60万円ちょっとの投資になるので、今の私にはちょうどいい金額になります。
1655を毎日1株ずつ買うというのは、検討の余地がありそうです。
なお、今回取り上げた1557、1655、2558はSBI証券では取引手数料実質無料(春頃まではキャッシュバック)
SBI証券、国内ETF(103銘柄)の取引手数料実質無料化の対象銘柄 (2020/1/14(火)~)
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