プロチームに親会社は必要なの?

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Bリーグの強豪、サンロッカーズ渋谷が総合エンタテインメント企業のセガサミーホールディングス株式会社の子会社に

6月23日、サンロッカーズ渋谷とセガサミーホールディングス株式会社が共同会見を実施。親会社である株式会社日立製作所からセガサミーに全株式が譲渡され、2022年9月を目処にSR渋谷がセガサミーの完全子会社となることが発表された。

パチンコやパチスロやゲームなどで有名なサミーがサンロッカーズ渋谷を子会社にすることを発表しました。

パチンコやパチスロは斜陽産業と化しているので多角化の一貫ということでしょう。セガサミーの事業規模からするとサンロッカーズの売り上げは微々たるものですが。

セガサミーは4号機の頃に北斗の拳のパチスロ1機種で2000億円程度売り上げたこともありましたが、今ではパチンコはまだしもパチスロは死に体です。

Bリーグでは大手企業がチームを保有するケースが増えており、今季のチャンピオンシップ進出チームで言えば宇都宮ブレックスと琉球ゴールデンキングス以外の6チームは親会社がチームを保有しています。ファイナルに進出した2チームが大手企業の親会社でないのは意味深ですが。

プロチームが大手企業の傘下に入ることに関してはファンの間でも賛否があります。職場に大手企業傘下のJリーグチームを応援している人がいて話を聞いたことがありますが、その人はあまりいいようには思っていない感じです。親会社の意向が強く反映されるの好かないとのこと。

BリーグはJリーグと比べてまだまだ歴史が浅く、人気の面においてもJリーグの足元にも及びません。そのため収益の面で苦戦するチームが多くチームの財政状況も良好とはいえません。

Bリーグの各チームが大手企業の傘下に入る背景としては、2026-27シーズンから始まる新リーグがあると思っています。

新リーグに参入するには以下の3つの条件を満たすことが必要です。
・入場者平均4,000人以上
・売り上げ12億円
・基準を満たすアリーナ(収容人数5,000人以上やVIPルーム設置など)

特に基準を満たすアリーナというのがネックになっていると思われます。新アリーナに関しては一足先に沖縄アリーナがオープンしました。最高で1万人収容可能な沖縄アリーナほどの収容人数は必要ないですが設備面に関しては参考になります。

アリーナ新設に関しては行政の協力が必要なのはもちろんのことですが、費用を負担してくれる企業が必要になってきます。その点で大手企業の傘下に入っていれば、アリーナ新設の際にも協力が得られることが考えられます。

サンロッカーズ渋谷のホームコートが青山学院記念館ですが当然新リーグの基準を満たすアリーナではなく、セガサミー傘下になることによりアリーナ新設に期待を持つことができるでしょう。

多くのチームが新Bリーグ参入のためのアリーナ新設を発表しているなか、ブレックスにはそのような話は出ていません。

コロナが終息すれば入場者や売り上げの基準はクリアできると思いますが、アリーナ新設の点で不安が残ります。

宇都宮駅東口の再開発の際にアリーナを作ればよかったのにと今でも思っています。栃木県は自動車社会ですが、駅近くにアリーナを作らなければアウェイの客に来てもらえないでしょ・・・

LRTなんて将来に負の遺産を残すことが確定しているようなお荷物を造るのなら、民間企業と協力して新アリーナを造って欲しいですよ。

お隣り群馬クレインサンダーズは太田市に新アリーナを造っていて、来年春に完成予定です。羨ましい。なお群馬クレインサンダーズはオープンハウスが親会社です。

[2021.05.13] 2023年春、地域共創を象徴する“夢のアリーナ”「OTA ARENA」が完成!!

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