少し前になりますがスノーピークが決算を発表しました。
内容は非常に悪く純利益は99.9%減の100万円でした。
またアウトドア事業のWILD-1を運営するホームセンターのカンセキは最終赤字からの無配を発表しています。
カンセキ、赤字踏まえ期末無配当に ワイルドワン売り上げ伸び悩み 無配は2011年2月期以来
ここまで見るとアウトドアブームは終演を迎えたと思ってしまいますが、必ずしもそうとはいえないようです。
【キャンプブーム終焉か】大手メーカー「純利益99.9% 減」の衝撃 中古市場は活況 ブームから定着へ
ブックオフ八尾永畑店スポーツ主任・井上朝日さんは「新品はだいたい売り上げが1割減ぐらいしたって言われてるんですけども、中古の市場に関しては逆に昔ブームの時に手に入らなかったものが今だったら手に入るっていうところもあって、だいたい(毎年)2割増しぐらいで(売り上げ)伸びています」と話し、中古市場から見ると依然としてキャンプ用品の需要が伸びていると言えそうです。
アウトドアを興味本位で始めたような人達がリサイクルショップでキャンプ用品を売り、高かったキャンプ用品をリサイクルショップで安価に買っているのです。
キャンプをすれば汚れや破損は当たり前なので、新品でなく状態の良いリサイクル品を使うのは賢い消費活動といえるでしょう。
まぁスノーピークは値段と品質のバランスがとれていないので、業績が悪くなるのもしかたないと思われます。
今ではスノーピークと同程度の品質の商品が安価で売られているので。
スノーピークはMBOで非上場化しますが、かつては株式の時価総額が1,000億円を超えた時期がありました。
当ブログで取り上げています。
スノーピークの時価総額が1000億円突破だって(2021.08.17)
その後社長が不倫の末に妊娠したということで社長を辞任したこともありました。
これも当ブログで取り上げています。
【前代未聞】スノーピーク社長が不倫の末に妊娠したため社長辞任(2022.09.22)
そういえばアウトドアブームの時にオートキャンプをしていた職場の同僚もアウトドアの話を一切しなくなりました。
おそらくキャンプ用品はリサイクルショップで売却し代金はパチンコで使ってしまったと思われます。
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