プロ野球のコーチ業が途切れない意外な人物

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すでに引退を発表している巨人の阿部選手ですが、来季からはコーチになると言われています。

将来的には監督になるので、原監督の近くで学んでいくことになるのでしょう。

選手として実績がある場合は多くがコーチになります。

活躍したとは言えない選手は、野球とは関係のない職種につくことも多いのが現実です。

今回は選手としては活躍したとは言えないけど、コーチとしてはなぜか今まで途切れたことのない人物を取り上げたいと思います。

その人物は、野村克典(以下、カツノリ)です。往年の名選手である野村克也元監督の息子です。

プロ選手としては微妙な成績でしたが、明治大学だった学生時代は東京六大学リーグでタイトル(首位打者と打点王)を取ったりして、それなりの選手だったようです。

大学卒業後は、父親が監督をするヤクルトにドラ3で入団しました。

ヤクルト→阪神→巨人→楽天と渡り歩き、8年間プロ選手として活動し、2006年に引退しました。

プロ8年間での成績は、安打数66、本塁打4などで、一番多く試合に出たのが引退した年の56試合でした。単純計算で、年平均でヒットを10本以下になります。この成績で8年間プロとして在籍できたのは、何気に凄い気がします。

そして、2007年から楽天の2軍育成コーチとしてコーチ業をスタートさせます。その後は、
2007~2009 楽天(二軍育成コーチ、一軍バッテリーコーチ)
2010~2013 巨人(二軍バッテリーコーチ)
2014~2018 ヤクルト(二軍バッテリーコーチ、一軍バッテリーコーチ)
2019~   楽天(二軍バッテリー兼守備作戦コーチ)

2007年にコーチ業をスタートして、現在に至るまで10年以上にわたり、常にどこかの球団でコーチをしています。

カツノリより現役時代に結果を出した人は数多くいるでしょうけど、現役を引退してから10年以上途切れずに12球団でコーチとして活動しているの人は、なかなかいないと思います。

野村監督の下で選手orコーチをしていたので、野村ID野球を理解しているとか、人格が素晴らしいとか、カツノリにはほかの人が持っていない素晴らしい何かを持っているということなのでしょうか?

見た目で判断するのもどうかと思いますが、人がよさそうに見えるので選手に慕われているのでしょう。

いつの日か監督としてチームを率いるカツノリを見てみたいものです。

追記
来年から1軍に昇格し、戦略・作戦部門コーチに就任するようです。
【楽天】野村克則コーチ1軍昇格へ 戦略・作戦部門コーチ…奈良原浩氏は2軍監督に

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