少し前の記事ですが、気になったので取り上げます。
米で「ワンポイント」登板を禁止へ…最低3人と対戦かイニング終了 日本プロ野球にも影響
いくつかの承認事項の中で、日本プロ野球にも大きな影響を与えそうなのが「リリーフ投手は最低3人と対戦するか、イニングを終了させなくてはいけない」という“ワンポイント禁止”ルールの承認だ。
ワンポイントというのは、打者の1打席のみの登板をすることです。使われ方としては、一打逆転のチャンスで回ってきた打者に対し、相性のいい投手を登板させるみたいな使い方をします。
元巨人の松井に対する阪神の遠山が有名でした。
印象に残っているのは巨人・松井秀喜選手への強気の投球です。インコースをこれでもかと言わんばかりに突き、99年は13打数無安打と完璧に抑え込みました。松井さんは「(遠山さんの)顔を見るのも嫌だ」と言ったそうです。
遠山に関しては、葛西 → 遠山 → 葛西 → 遠山なんて継投をしたこともあります。
なぜワンポイントが禁止になるかということですが、どうやら試合時間短縮のためのようですね。投手を交代するたびに投球練習をするので、余計な時間がかかっているのが現状ですから。
時間短縮したい気持ちも分かりますが、ワンポイントのおかげで輝ける選手がいることも理解してほしいですね。
ワンポイントは打者1人の対戦が基本ですから、ベンチ入りの選手の数を考えれば、1試合で5回も6回もワンポイントを使うことはないと思うのです。ですから、1試合で使えるワンポイントの回数を制限すればいいのではと思ったりするわけです。例えば1試合2回までとか。
報知の記事では最後にこう締めくくっています。
メジャーのルール改正に関して、日本プロ野球はその多くを1年遅れで採用している。NPBでも正式採用となれば、ソフトバンクの左腕・嘉弥真に代表されるように、左右にかかわらずサイドハンドなど特徴的な武器を駆使するワンポイント投手にとっては死活問題になりそうだ。
まぁプレミア12での嘉弥真の快投を見る限りでは、ワンポイントが禁止になっても嘉弥真に関しては問題ないと思います。
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