退院後-1

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7月に入る頃には昼間の便の回数は結構少なくなっていました。夜は相変わらず便の回数が多いので睡眠不足が続いていました。
ちなみに私は便の水分を吸収する大腸がないので、便はよくて泥状で場合によっては便の色をした水が出てくることがあります。しかも我慢がきかないので、便意を催したときにすぐにトイレに行けないと漏らすことになります。

大腸を全摘したことにより潰瘍性大腸炎の症状は出なくなったので、潰瘍性大腸炎の薬は飲まなくなりました。前述したような便の状況なので、便を固める薬を服用するようになりました。主治医曰く、便がグミのようになるとのこと。

7月中旬になり最初に入院してから半年が経つので、職場から呼び出しがあり話し合いをしました。
現時点での症状を説明し、夜の便の回数が多くて睡眠不足気味であることを伝えました。会社的には、今までは欠勤扱いだが半年経つので休職になると伝えられ、休職の辞令を受けました。そして8月の外来時に上司と一緒に主治医の意見を聞くことになりました。

7月下旬の外来時の血液検査でC反応性蛋白(以下CRP)が0.12となり、入院して以降で始めて基準値(0.14以下)を下回りました。

CRPについて簡単に説明をしたいと思います。
Wikipediaによると、CRPは「体内で炎症反応や組織の破壊が起きているときに血中に現れるタンパク質」と説明されています。
そして、「C反応性蛋白の産生量は炎症反応の強さに相関するため、血清中のC反応性蛋白を定量して炎症反応の指標とすることができる。すなわち炎症が強いほど血清CRP値は高くなる。」とのことです。

CRPの基準値
正常範囲 0.3 mg/dl以下
軽い炎症などが検討される範囲 0.4~0.9
中程度の炎症などが検討される範囲 1.0~2.0
中程度以上の炎症などが検討される範囲 2.0~15.0
重体な疾患の発症の可能性が検討される範囲 15.0~20.0

ちなみに入院直前のCRP値は8.39で、1回目の手術日の朝のCRP値は29.16でした。確かに手術日の朝は辛かったです。
潰瘍性大腸炎と私(入院後・内科的治療編-2)

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