国体って必要なの?(2022.09.12)
昨日のブログで国体競技のオープンウォータースイミングが会場の池の水質悪化が原因で中止になった件について触れましたが、地元紙のweb版に続報がありました。
市貝町と県水連、認識食い違い とちぎ国体競技中止 町側「対策したが防げず」
町側の言い分として、「池の水を3分の2入れ替えたけどアオコが異常繁殖してしまった」とありますが、池は水が滞留するからアオコが異常繁殖するのは考えられるので海なし県の栃木県で開催するなら池ではなく川にすればよかっただけ。
ただ100歩譲ってアオコの異常繁殖は自然現象なのでやむを得ないとしても、ちょっと問題と思ったことがありました。
一方、町国体推進室は4月の異動で全員が入れ替わった。推進室は取材に「前任者から、アオコ発生について県の指導があったとの引き継ぎはなかった」とし、県水泳連盟とも「4月以降、池での大会に何が必要かを主に話したが、アオコの話はなかった」とした。
国体が5ヶ月後に迫っている状況で町の国体関連部署のメンバーが4月に総入れ替えしたことが意味不明です。さらにアオコに関して引き継ぎなしだったというから驚きです。町レベルの公務員だと無能な人間がかなり紛れ込んでいそうだから、国体関連部署の総入れ替えなんてしたら引き継ぎされないなんて普通にありそうです。
今日のブログを書きながらオープンウォータースイミングの中止は町の国体に関する意識の低さが招いた気がしてきました。
海なし県の栃木でマイナースポーツのオープンウォータースイミングなんて知っている人は皆無な状況だと職員の意識も低くなるよなぁとも思いますが、全国から来県している選手や関係者からすれば池の水質が悪化したので中止ですって言われても残念を通り越して呆れ返っているでしょう。
できないなら無理に開催しなければよかっただけです。別に悪いことではないと思います。
町からすれば県が無理矢理オープンウォータースイミングを割り振ったから結果招いたとでも言いたいでしょうけど、町の職員が無能だから国体競技中止なんて前代未聞なことになったというだけです。
国体は全国各地から選手や関係者が訪れるから多少の経済効果はあるけど、無駄な箱物を造るから負の遺産を背負うことになるんだよなぁ・・・
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