観光需要の喚起策「Go Toトラベル」をめぐり観光庁は運転免許の合宿ツアーを来月以降、対象から除外することを決めたことがわかりました。
1ヶ月くらい前に、Go Toトラベルを使い、格安で合宿免許で自動車免許を取得する内容のブログを書きました。よく考えたなと感心しながらブログを書いた記憶があります。
15万以下で自動車免許が取れるかも?(2020.09.26)
観光需要と喚起させる目的の「Go Toトラベル」の趣旨に合っているのか微妙な気がしていましたが、やはりというか「Go Toトラベル」の対象外になるようです。
メインは免許取得であり観光はおまけのようなものでしたが、除外されるのは仕方がないでしょう。
ただ長い目で見れば黙認というかたちで今後も認めてもいいのではと思いました。
その理由は自動車免許を取得しようとする人が減っているからです。
私が若かりし頃は免許は持っていて当たり前みたいな雰囲気があり、大学に入学すると自動車教習所に通ったものです。
私は今回のネタになった合宿免許で取得しました。3週間程度で取得できるので、夏休みを使って合宿免許に行きました。まぁ観光はしませんでしたがw
教習所は20万円以上するので、将来的に自動車を運転することがないような人が無理して通わなくなったと思われます。
将来的にも自動車を運転することがないような人でも身分証として自動車免許を取得していましたが、今はマイナンバーカードもあることで身分証代わりに自動車免許を取得する必要はなくなりつつあるのです。
そもそも自動車は必要なら仕方がないですが、取得すると廃車にするまでに相当な費用がかかります。
まずは自動車と取得するのに100万単位のお金が必要です。
毎年かかるものとして、自動車税や任意保険があります。
2年に1度は車検も必要です。
さらに消耗品として、バッテリーやワイパーやウォッシャー液などが挙げられます。
ちょっと考えただけで自動車関係これだけの費用がかかるわけですが、逆に考えると自動車関係の仕事にに関わる人がそれだけ多くいると考えることができます。
ですから自動車関係の仕事が減ると、それだけで多くの人が仕事を失うことになるわけです。
自動車免許を取得する人が増えれば、自動車を購入する人が増えるかもしれません。自動車を購入する人が増えれば、自動車関係の仕事に携わる人の懐が潤うことになります。
そうなれば自動車業界も活気が出て、日本も元気が出るのではないでしょうか?
ということで、個人的には合宿免許は「Go Toトラベル」の趣旨からは外れているのかもしれませんが、黙認というかたちで継続してもいいと思いました。
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