今日は建築物環境衛生管理技術者の試験があります。
いわゆるビル管と呼ばれる試験です。
ビルメン業界は資格が重要視されていて4点セットと3種の神器があります。
4点セットは、第二種電気工事士、2級ボイラー技士、危険物取扱者乙種4類、第三種冷凍機械責任者です。
4点セットのすべてが必要かといえばそんなことはなく、第二種電気工事士を持っていればOKです。
求人案内にも第二種電気工事士を必須にしていることが結構あります。
3種の神器は、建築物環境衛生管理主任技術者(ビル管)、第三種電気主任技術者(電験3種)、エネルギー管理士(エネ管)です。
難易度は、エネ管>電験3種>>>ビル管です。電験3種とビル管では難易度にかなりの差があります。
今日試験のあるビル管は3種の神器の1つになります。
個人的にはビルメンで飯を喰っていこうと思っている人はビル管を取得すべきと思っています。
転職する際に有利に働くからです。
ビルメンで同業他社に転職する場合に職務経歴書に仕事内容などを書きますが、そこから本人の能力を把握することは難しいです。
誰もがそうだと思いますが、採用されるために職務経歴書に自分の能力以上のことを書きますので。
そのためビルメンでの評価のポイントは資格が大きいと考えられます。
ただ4点セットは持っていて当然レベルの資格なので3種の神器を持っているとアピールポイントになります。
難易度を考慮するとビル管がいいのです。
ビル管は3種の神器ということで実際のところ難易度はどの程度なのかということです。
ビル管理士総合情報.COMというサイトに平成9年~令和4年までの合格率が載っていました。
計算したところ、平均合格率は約17%でした。
17%の数字だけ見ると難しい試験のように思われます。
私はビル管を持っていますが難しい試験だとは思いませんでした。
ただ1日で午前午後各3時間90問ずつ計6時間で180問の試験をやるので大変ではありました。
知り合いが今日のビル管の試験を受けると連絡がありました。
結構勉強をしていたので合格すればいいのですが。
そういえばビル管は試験以外にも講習で取得することが可能です。
ただ2週間以上かかる上に講習代が10万円します。
試験でも十分に取得できる資格に10万円以上かけて講習で取得するような人はかなり残念な人です。
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