3349万円

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白血病新薬、保険適用へ キムリア3349万円 医療財政の影響懸念も
先日、白血病の治療薬であるノバルティスファーマの「キムリア」が保険適用になりました。

テレビでも報道され話題になりましたが、その理由は驚くべき薬価のためでした。

3349万円です。

薬価だけ聞くと医療費増大につながると文句を言う人がいますが、キムリアを使える人はかなり限られています。

治療対象は、血液がんの「B細胞性急性リンパ芽球性白血病」の25歳以下の患者と「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」の患者で、抗がん剤が効かなかった人などに限定。

日経ビジネスによると、

患者の自己負担に上限が設けられているということは、残りは保険財政が負担することを意味する。そうなると以前、抗がん剤オプジーボの時に議論されたように、保険財政を破綻させかねないという声も上がりそうだが、ノバルティスはキムリアの対象となる患者数をピーク時で年216人、販売金額を72億円と予想している。

現時点では対象患者数が少ないけど、今後治療対象が広がるにつれて対象患者数は増えることが予想されます。その場合は薬価を見直す仕組みがすでに導入されているとのことです。

ちなみに人工透析の年間医療費は1兆6000億円とのことです。
「380人に1人」の人工透析大国ニッポン : 年間医療費1兆6000億円

今回キムリアの薬価について取り上げたのは、私が以前に内科的治療をした際に使った薬で高額なものがあったからです。

内科的治療の最後の砦ということで使った薬が「レミケード」という薬でした。キムリアの薬価よりは大幅に安価ですが、それでも約8万円すると当時の主治医に言われました。潰瘍性大腸炎は指定難病なので医療補助が出るため、計算上の医療費が高額であっても支払いは上限があるので助かりました。

個人的には、キムリアの3349万円について文句を言うのなら、人工透析の年間医療費をいかにして減らすかを考えてもらいたいものです。

とはいえ、3349万円という金額自体は高額であるので、この薬価になったいきさつについて考察する必要自体はあると思います。

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雑談
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